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都会人のち愛媛人

愛媛県の農業法人でイチゴ生産をしています。移住・農業・イチゴ・愛媛・松山での日常などについて書いていきます。

まさに次世代施設園芸!愛媛大学農学部で植物工場を見学してきました。

愛媛

2017年2月21日 愛媛大学農学部にて行われた「農業生産の価値を高めるGAP」勉強会に参加してきました。

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http://igh.agr.ehime-u.ac.jp/sympo_2016.html

メインはG.A.P.について。
先日の東京セミナーとつながる内容でとても勉強になりました。GAPについては改めてまとめていこっと!

講演前の植物工場研究センター見学でとっても胸が躍ったので今日はそれについて!きっと機械好き男子にならこの気持ちわかってもらえるはず…。

愛媛大学植物工場研究センター

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正式名称「知的植物工場基盤技術センター 愛媛大学拠点」

堅い!堅すぎる!!カッチカチ。

それもそのはず、こちらは経産省・農水省により選ばれた拠点。「トマトのお部屋」とかではもちろんダメなのである。

主な概要は画像の通り。横文字が並んだ「スピーキング・プラント・アプローチ ( SPA ) 技術」は簡単に言うと「植物のことは植物に聞こうよ!」という意味合いです!後述します。

f:id:yumao:20170222214510j:plain施設はガラスハウス。植物工場の中でも「太陽光型植物工場」に該当します。(反対は人工光型植物工場)

今回見学したハウスは1,300平米。だいたいバスケコート3面分です。

f:id:yumao:20170222210826j:plain作物はトマト。栽培方法はロックウール水耕栽培。1株から年間120〜150玉ほど生産され1玉150g目標とのこと。

真ん中の青いマシンが前述のSPA技術のキー。名は「植物生育診断装置 PD6C」
この青は井関農機のブランドカラーなのですが、これがまた男心をくすぐる。青色が嫌いな男って見たことないものね。

愛媛大学と井関農機の共同開発により生まれた人には見えない植物の光合成機能を動画・画像解析できる業界初の製品。

まさに「植物のことは植物に聞こう!」そのうち植物と会話できるようになるんじゃないかと勝手に思ってます。

f:id:yumao:20170222210820j:plainこちらは防除ユニット。画像解析マシンで発見した病害虫データが共有されその場所にピンポイントで移動し自動防除。

あ、基本的にこの施設は菌を持ち込まないために人の出入りは最低限。

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入口にはエアシャワー?のボックス。
ドア横には…

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「ダーティ側(ど直球)」

防除の前に大前提として徹底した衛生管理が大切。

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そしてこちらはキュウリの自動収穫ロボット。稼働しているのを見てみたい。

ちなみにイチゴ自動収穫ロボットの動画があったので載せておきます!

youtu.be

意外と動きが早い!こういうの見るとわくわくするな〜。

最後がこちら。

f:id:yumao:20170222210823j:plain自動選別機。トマトが黒いお皿のベルトコンベアに乗ってどんどこどんどこ運ばれてきます。重量で区別され該当階級スペースにゴロリ。

業務時間の大半を占める調整作業を削減できるのは大きいですね!

まとめ

製品や技術自体はあっても個人で導入するにはやはり大きなハードルがあるのが現実。今回愛媛大学の植物工場を見学し、先端技術・最新製品を見ることができたのはとても良かったです!

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みなさんは人の手で丹精込めてつくられた野菜とこのように無機質な機械たちにより淡々とつくられた野菜、どちらを買いますか?

技術ではどうすることもできないイメージを超えていく必要もある。僕も松山で人工光型植物工場によるイチゴ生産を行いたいのでよく考えていきたいです!

ちなみに自分だったら美味しい方の野菜を買います。それで安ければなおよし!